野球経験者がゴルフを始めてぶつかる壁

grip

 

ゴルフスイングと野球のスイングは似ているようで実際にはかなり違う部分が大きいです。

 

野球経験者がゴルフをすると、見栄えはとてもいいのですが、最初のうちはスライスが激しく、コースに出てフルショットすることさえ難しいのです。

 

その原因として大きな理由にあるのがゴルフクラブと野球のバットの構造の違いです。
ゴルフクラブはしなるシャフトの先に重量のあるヘッドが付いています。

 

一方バットはバランスは様々ですが、しなることはなく、スイング中一直線を維持して振られることになります。
また野球では出来るだけバットの先端(ヘッド)を遅らせて最後の最後にヘッドが出てくるようにスイングします。

 

しかし、このスイングをゴルフですると前述の通り、シフトがしなっているので必要以上にヘッドが遅れてしまい、その結果ヘッドがスライス方向に向いて力の向きもそちらにかかってしまうようになるのです。

 

ゴルフスイングは野球の常識ではあまりよろしいとはされていないスイング方法に近い感覚になるため、野球経験者がゴルフを始めて初心者のうちはこの違いにかなり戸惑うのです。

 

 

ゴルフスイング理論を基礎からじっくり学ぶ